投稿日:2024年3月14日
3月9日(土)にIFMSA-Japan / 国際医学生連盟 日本 11名の皆さまと神田公園周辺まち歩き調査をおこないました。前日の荒れた天気が嘘のような好天の中、2グループにわかれて調査に向かいました。皆さまの真剣に取り組む様子に頭が下がります。ありがとうございました。
参加者からのご感想(一部抜粋)
・今日得ることができた視点は実際に車いすに乗るという体験をできたから得ることができたのであって、頭では他の障がいを持つ方達の苦労はわかっているつもりだったけど実際には分からない、気付かない、知らない事ばかりだと感じた。
・将来、医療者として車いすを使う方と接する機会は多いと思います。そんなときに、「この人は、車いすをちゃんと使えるから帰しても大丈夫だ。」などと安易に決めつけず、街中でしっかり自走できるか、介助者はいるのか等、気にかけるべき点は多々あるのだと実感しました。
・車椅子を使って道を歩くことの申し訳無さを感じた。少しでも平らな道や段差が無い道であれば外に出ようと思えるが、今の自分だと外に出るのが苦しすぎて外出できない。そうなると身体機能や認知能力も衰えばかり。私生活のなかでADLを落とさない為にも地域の環境作りに医師として意見や協力できたら良いと思った。
・だれもが住みやすい場所、生きやすい所という理想はもちろん共有されるべきですが、そのためにはどうしても弱い立場におかれてしまうひとの立場から始めないことには、バリアや格差が拡大してしまうだろうと思います。